エキスパンドメタル・アートメタル〜上海東佑新型建材有限公司
アジアの戦略拠点・中国市場の開拓を目指して上海東佑新型建材の着実な前進を計る
 
上海東佑新型建材有限公司 總経理 竹重 守
 

 2002年11月7日に上海に赴任してから早くも3年目の春を迎えています。その間、『上海東佑新型建材有限公司』の会社設立、工事、機械の導入、2003年5月の操業開始そして営業活動、資材調達、中国当局との折衝、社員教育などと目まぐるしい時間を過ごしました。
 私は永井会長と高執行副總経理と3人で場所選びから参加しましたから、「良くここまでこられた」というのが実感です。

總経理 竹重 守
インタビュー中の竹重總経理

 言葉、食事、生活習慣、考え方などすべてが異なりますが、その中でも『ラス製品』の認知度が低いことと用途が違うことに驚きました。また、材料が多様で日本とは違った意味で品質面や精度面で厳しい要求もあります。皆さんもご承知のように日本では『ラス』は土木用や住宅用に使われる場合が多いのですが、中国では建築士顧先生のように内装用に使うことも多い。従来の土木や住宅用途にも活用された場合、大きなビジネスチャンスになると考えられます。また、日本では内装用に使用されることは稀ですから、日本の用途開発に繋がる可能性があります。  
 中国はこれからも益々発展するでしょうから、私達の仕事の需要は大きいと予測できます。たとえば、空港、鉄道、高速道路はまだまだ必要です。この需要に対応しつつ、環境に配慮し、安全や品質を追求する信頼性の向上のため、2003年にISO9001とISO14001を取得しました。現在は徐々に基礎固めをしている段階です。  
 そのため、人材育成と品質管理に注力しながら、中国の商習慣を実地に学んでいます。しかし、会社である以上相応の業績を上げることも必要です。今年度は昨年度に比べて高い業績目標を設定して、社員一丸となって取り組んでいます。  
 上海東佑新型建材有限公司は日本の東邦ラス工業の一員ですが、良き協力関係でありながら、私は良きライバルでありたいとの矜持を胸にしております。相互に切磋琢磨することにより、最高の『ラス製品』を中国のみならず、多くの国々にお届けする夢を抱いております。  
 そのためにも現在は、中国にしっかりと根を張ることに専念し、着実に一歩一歩前進することが大切であると鏤骨銘心(ろうこつめいしん)しております。

「鏤骨銘心」・・・中国の諺で、骨に刻み心に銘ずること。心底の決意。

 
   
『ラス製品』はグローバル化の最適製品であり、 東邦ラス工業グループは世界bPになる可能性を秘めています。
 
上海東佑新型建材有限公司 執行副總経理 高 道徳
   私が永井会長に企業経営者としてグローバル化を勧めたのは6・7年前になります。私は1990年代半ばから中国経済は高度成長期に入るのではないかと考えていました。広大な中国の中でも、特に沿岸部に注目していました。当然、経済発展のためには様々な基盤整備が必要です。交通、工場立地や都市機能などでは大きなプロジェクトが生まれます。エキスパンドメタルなどの建設資材の必要性は高まると予想されました。一般的にはエキスパンドメタルなどは一般産業資材で量産化に適していますから、中国で生産した方がその社会に受け入れられやすい。しかも東邦ラス工業の技術は世界のトップクラスであり、高品質の『ラス製品』は必ず、多くの分野で中国社会の発展に貢献すると確信していました。
執行副總経理 高 道徳
ラスへの想いを語る高執行副總経理
 永井会長は熟考の末、2001年10月に中国進出を決断され、沿岸部の中でも古くから日本や欧米と産業交流のあった『上海』に拠点を決められました。私は執行副總経理で参加しました。この3年でようやく基礎固めが出来つつある上海東佑新型建材有限公司ですが、今後の発展の鍵は、若い能力のある人材をさらに採用育成して行くことです。製品の専門性を理解し、製造あるいは普及に携わり、『ラス製品』の魅力を広めることが大切になります。その際重要になることは、中国語は当然として英語も話せることが必要になるでしょう。上海は国際都市で、今や世界各国のビジネスマンが犇めき合っています。重慶、武漢、天津なども上海のようになる可能性があります。
  近い将来、中国は東南アジアとFTA(自由貿易協定)を締結するでしょう。その次にはインドが台頭してきます。前述したように『ラス製品』は国際化の最適製品であり、発展する国々では高い市場性がある。従って、私どもの高品質の『ラス製品』には上記の諸国の巨大な潜在マーケットがあることになります。その意味で、『ラス製品』で世界1になる可能性を私達の東邦ラス工業グループは秘めています。
 しかし、現在はあくまでも中国市場が緒に付いたばかりです。3年後・5年後を見据えて、上海東佑新型建材は着実に前進すべきだと考えています。

 
   
“より良い製品をより早く・より多く”を実現し アジアNO.1の工場を目指して
 
上海東佑新型建材有限公司 工場長 根本 重幸
 

1979年8月に東邦ラス工業福島工場へ入社して以来26年、アートメタルの製造に携わり、数年前からグループリーダーとしてアートメタル製造工場の管理をしてきました。 四季折々に美しい姿を見せてくれる、那須連峰の麓の工場でこのままずっと働き続けるのだろうと思っていた矢先、突然上海への出向の話が持ち上がり驚きをかくせませんでした。家族に相談したところ猛烈な反対を受けましたが、話し合いの結果しぶしぶながらも承諾してくれました。

根本工場長

2005年11月、見事な紅葉を眼下に眺めつつ福島の地を離れ、ここ上海へ着任致しました。今はまだ中国の生活に適応できるか不安でいっぱいですが、少しずつこの地での生活リズムに慣れてきたところです。しかしながら、来たからには不退転の決意で頑張る所存で居ります。 工場の人達と少しでも円滑なコミニュニケーションが取れる様にと、中国語の勉強もして参りました。が、実際話してみるとほとんど通じず、かえって日本語で説明した方が理解してもらえました。これからは生きた中国語の勉強にも取り組みたいと思います。 私が持っている技術を上海東佑の工場の人たちに受けついでもらい、中国市場により良い製品を供給する為、東邦ラス工業グループの方針である“より良い製品をより早く・より多く”を実現すべく努力したいと思います。最終的にはアジアNo1の製品を作る工場にしたいと思います。

   
 
 
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ごあいさつ  
 
總経理 竹重 守
 
 
執行副總経理 高 道徳
 
 
工場長 根本 重幸
 
  パートナー  
 
上海地域の建築業界の中でも最も高い評価を得ている建築士・顧先生よりパートナーとしてのメッセージをいただきました。
 
 
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