電解研磨
■特徴
電解研磨は電解槽に電解液を満たし、研磨する金属に直流電流を流して、その表面を溶解させる研磨です。ステンレスを研磨すれば、クリーンで光輝面を得ることが出来、クロム濃度が高まることにより錆び難くもなります。こうした加工特性から、光沢が求められる建材や高い清浄性が求められる医薬品や食品などの製造関連、さらには半導体や液晶の製造関連など、先端分野での採用も進んでいます。
■用途
半導体製造装置、高真空部品、外観部品
■加工可能寸法（単位：mm）
板厚：０．５ｔ～
寸法：１５２４×３０４８（縦×横）
※処理する材料により光沢は異なります。
酸洗い ・・・他の処理と比べてコストが安く、金属を酸性の液体で化学的に溶かし、
機械加工や溶接時の焼けや変質層を取るものです。
化学研磨・・・電気を使わず化学研磨薬品に浸漬することにより金属表面を溶かして研磨する処理です。
液で濡れた全表面のバリを除去し、穴の内部や横穴、くぼみに至るまで極めて滑らかな
研磨処理が出来、表面が平滑化し光沢が出ます。
バフ研磨・・・バフを回転させながら工作物に押し当てて表面を磨く加工方法です。バフの当たる範囲を
厳密に制御することが困難な為、細かな穴や段を磨いたり、平面を一様に
加工することには不向きです。
エキスパンドメタル(TX)
