東邦ラス工業はエキスパンドメタルの製造メーカーとしてエキスパンドメタル、アートメタル、ブラインドメタル、パンチングメタル、各種金網を扱っています。

アルマイト（陽極酸化処理）とは、アルミニウムを陽極（+極）で電解処理して人工的に酸化皮膜（アルミの酸化物）を生成させる表面処理のことです。こうした加工のことを「アルマイト処理」または「陽極酸化処理」とも言われます。

■自然発色

陽極酸化処理によって塗料や金属塩を用いず、アルミニウム合金の材質および電解条件の組み合わせにより発色させる方法。普通アルミニウムは白銀色ですが、アルミ合金の種類や電解溶液の種類・温度、時間電流密度などによって色が変化します。

■カラーアルマイト

アルマイト処理の生成した酸化皮膜の孔の中に染料を浸透させ、孔の内部に染料を吸着させてから封孔処理をすることによって水和酸化物を生成し、製品を着色させる処理。

染料の濃度・温度や染色時間、アルマイト皮膜の厚さにより染料の吸着量が異なり、染料の吸着量が多い程、濃色になります。

■電解着色

１次電解で多孔質酸化皮膜を施した後、スズやニッケル溶液糟で特殊な２次電解を行い、その金属を析出せしめ着色した処理法。

時間の増減に依って無段階に濃淡を得る事が出来、色のバラ付きが、一般アルマイト染色法と異なって極めて少なく安定した着色と品質が得られます。

特徴

耐久性、耐食性が優れており屋外での使用でも脱色しません。

主に建築・建設用材料に広く使用されています。また、高い放熱性と耐久性があり、遠赤外線放射材料や放熱材料など、機能性皮膜としての使用用途が期待されています。

色調

・ステン色

・淡色ブロンズ色

・濃色ブロンズ色

・黒色

＜写真＞

シルバーアルマイト